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2009年10月 5日 (月)

会社のお金が溜まらないのはなぜ?Part2

前回に引き続き、今度は【費用】と【支出】の違いをみていきたいと思います。

利益計算は以下の算式です。

収益-費用=利益

でも、お金の収支は以下の算式です。

収入-支出=残高

「今期、【利益】が沢山出そうだから、何か買おうかな?」と思うことあると思います。

それが必要なものなら、購入するのはいいと思います。

毎月記帳して試算表で利益を見るのは、そういう必要なものを揃えたり、又は購入を控えて何か別の代替案を考えたりするのに使いますから。

でも、それで、【利益】って本当に減りますか?

法人税法では、10万円未満の消耗品でしたら、そのまま支出した金額が「消耗品費」として【費用】になりますが、10万円以上の物でしたら「資産」を購入したことになり【支出】した金額が【費用】にはなりません。

*資本金1億円以下の中小法人ですと、30万円未満のものを購入し使用した事業年度に【費用】化することはできますが。。。

「資産」は、時の経過により価値の減少するものでしたら、その耐用年数にあわせて徐々に【費用】化はできますが、支出した金額を、そのまま【費用】とすることはできません。

こういうことでも、【利益】は出ているのに、お金がない。という現象がおきます。

また、設備投資する際には借入をする場合があります。

この借入金を返済するには、【支出】が伴いますが、この【支出】の大部分は【費用】にはなりません。

借りてきた時のことを考えてみると、借りてきたときは以下の記帳をしているはずです。

  借方 (預金)○○円    貸方 (借入金)○○円

預金の【収入】はありますが、これは返さなければならないお金(負債)であって【収益】ではないです。

ですから、利益計算の算式には含まれない記帳になってます。

この借入金を返済するときの記帳は以下の記帳です。

  借方 (借入金)○○円    貸方 (預金)○○円

      (支払利息)○○円

【支出】のうち、借入金の元本は負債の減少させる記帳であって利益計算に含まれません。支払利息部分だけが【費用】となります。

利益と資金の残高の把握は、両方必要なので、やっぱり、複式簿記の記帳は大事です。

200707161105000

 

事務所のHPです。

http://www2.u-netsurf.ne.jp/~miwa-m/

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